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テラスの環境-1
06.5.16

我が家のテラスの環境は結構厳しいものがあります。
大地に根ざしていないわけですから、地に足着かずのイミテーション大地です。

1.コンクリート 熱と光
まずはコンクリートの上だという事です。これは決定的な事でしょうね。
冬は冷たい、夏は熱い(暑いではない)。
この上にプランターを置くのです。例えば、夏はプランターの土が温まってしまいます。実もの野菜は大概おかしくなります。

対策としてプランターの下にすのこを敷いています(写真右)。ホームセンターで風呂用のものなどを買って来て使っていますが、寿命は数年がいいところです。雨とコンクリートの夏の熱さと反射光にやられるようです。 数年立つとぼろぼろです。

夏はこんなこともあります。蒸れて枯れるんです。雨後の晴天は眺めがよくクーラーの効いた家に居る限りは気持ちいいのですが、外は違います。土から蒸発した湿気が植物を蒸し、枝や葉の混んだものは次第に力を失います。花は元気がなくなり、葉は緩んできます。さらに、風通しが悪いと枯れてしまいます。

暑さで下を向いてしまったラベンダー。
5月の大雨と大風の後の強い陽射しのためひどく蒸し暑くなりました陽射しとコンクリートの照り返しです。

次に光です。真夏のコンクリートの反射光は半端ではありません。熱も光も反射しますので、弱い植物は目がくらんで(?)へたってしまいます。 洗濯物干し程度のベランダなら大したことはないでしょうが、面積が大きくなると人間でも立ちくらみが起きます。夏の陽差しはさえぎるものなく、コンクリートからの反射も加えれば普通の倍の光量ぐらいになるのではないでしょうか。

2.風
これは我が家特有の問題かと思われます。高さとマンションの立地条件です。
元々風が強い上層階に加えて、向かいのマンションができてから風は強くなったような記憶があります。大きくなったコノテは棒と紐でフェンスに結わえてありますし、テラコッタなどは転がって割れるために絶対に使えません。あまりきれいではないですが、これがないとコノテが倒れて転がり、ごろごろと音を立てます。
風の通り道になっており、問題は北風と南風(大体の風は南北に関係ありますが)です。南から抜けるとマンションの廊下は飛び散った花や葉だらけになります。その後北風に変わるとそのごみは嘘のようにきれいに・・・
続く >>
 
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