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抗がん剤の副作用(R-CHOP療法のその後)−2
06.6.13

R-CHOP療法を終えて今月末で半年になります。
個人差なのでしょうが、手足の痺れはいまだ健在。衰えることを知りません。
今回は痺れの続きと、投与時の後遺症(?)について書きます。

先月血液検査で病院へ行ったとき、メチコバールという薬を処方してもらいました。末梢神経の痺れや痛みの改善薬だそうです。 でも 所詮は対処療法ですね、一向に関係なく痺れは続きます。まあ医者もこれで治るとは思っていないでしょう。

疲れているときは痺れが一層ひどくなるのでは、と思われます。手足の先に電流に流れているようなビリビリとした痺れを強く感じます。
その日によって軽いときとひどいときがありますが、どういう加減かはいまだに分かりません。天気の良し悪しなども関係ないようです。

前にも書きましたが、朝起きたときは常に足の裏が痛みます。痺れを通り越して痛いのです。
足をつけないでいると、足の裏に電流が通っているように痺れを感じます。歩くと足の裏が圧迫され、電気が痛みに変わります。ですので、毎朝起きがけはそっと歩かねばなりません。
この痛みはしばらく(2・30分)すると治まってきます。身体の血液の循環がよくなるせいかもしれません。

ネットで調べたのですが、この元凶は*オンコビンという薬だと思われます。この薬はかなりの毒性を持っており、脱毛もこの薬のせいです。
更にもう一つ、この薬によると思われる大きな後遺症があります。
私の左手には痣になりかけのような跡が一つ、静脈の血管が硬くなったところが1箇所。
これらは点滴の跡、オンコビンの点滴の跡なのです。実はもう一つあったのですが、幸いにも薄くなってほとんど分からなくなりました。

RCHOP療法では大半の薬を静脈への点滴で投与しますが、このオンコビンが最悪の薬なのです。
まず、詰まりやすい。私は3クールですから3回やりました。
3回とも一箇所では入っていかず、途中で場所を替えて入れました。血管が詰まるのは年齢的な問題もあるのでしょうが、薬の問題の方が大きいです。なぜなら、他の点滴はそう詰まることはないからです。

初めて投薬されたとき、1/3ぐらい残して血管が詰まってしまいました。
そのときは担当でない医者がたまたま見つけて、差し替えるよう教えてくれました。
看護婦は無理やり同じ場所に入れるつもりだったようです(点滴のチューブの途中に注射器のようなものを入れ、圧力をかけることで無理やり血管に詰まったものを押し出して、再度点滴をする方法)。多分若い看護婦でしたから、この薬の危険性は知らなかったのでしょう。

このオンコビン、「薬液が血管外に漏れると注射部位に硬結・壊死・炎症を起こすことがある」そうです。つまり、ひどいときは血管が腐るということですね。私の状態を見つけてくれた医師は、「ひどいときは手を切断しなければならないときがある」といっていました。
私のは「硬結」という状態でしょうか。とても「炎症」で済んでいるとはいえません。こういうことも個人差があるのだと思います。
話は別ですが、看護婦が知らないということは非常に問題ですね。同時にそういう指示がなかったということも、この病院のシステムとしての大きな問題です。
第1回目の抗がん剤記念碑が、硬くなったままの血管(静脈)です。 もう8ヶ月経ちますが、いまだ戻りません。
当初は痛みもともないました。痛くてどうしようもないというのではなく、触ると痛い、つまりうっかりどこかに触ってしまうと痛いという痛みでした。
これに対しては、院内でステロイド軟こうをもらって塗っていました。3ヶ月以上続けていましたが、いつも間にか忘れて塗らないようになっています。痛みがそれほどでもなくなったからと思ってください。
現状は、硬い部分が短くなったかなということと、硬くなって盛り上がっていたものが、多少盛り上がりが少なくなったというところです。

2回目のオンコビンも途中で入らなくなり、刺し替えました。今度は前回の経験で分かっていたので、さっさと違う場所に針を刺してもらいました。
それでも詰まった跡は茶色く変色し、痣のように残っています。今でもあざの色が少し薄くなった程度でとどまり、どこに点滴を売ったかはっきり分かります。

3回目も同じ。ただしもっと要領よくやったためか、ここの変色はすっかり消え、今ではどこだか分からないくらいに消えてしまいました。多分もっと時間が経てば2回目の痣も消えるのではと期待しています。
最後に一つ、これは調べるまでは確信がなかったのですが、やはり副作用のようなので書いておきます。手足のつめが割れやすくなるようです。たまにですがつめが割れたり、折れ目のようなものができたりします。
抗がん剤による副作用がこういつまでも続くとは知りませんでした。まったく想定外です。
医師の話やあちこちの情報で副作用や後遺症の話を聞きますが、実際になってみると話とは違って予想もつかないようなこと、話では分からないこと、自分だけの個体差の症状などいろいろ出てくるようです。
所詮抗がん剤というものは、「へたな鉄砲、数打ちゃ当たる」のようです。
片っ端から体内の「らしきもの」を殺しまくる。その中にはがんの細胞も混じっている。他のものが死ぬのは仕方ない。また戻ってくるから。っ手具合でしょう。白血球が異常に減少するのもこのメクラ打ちのせい。まだまだ進歩の余地はたくさんあるようです。
*オンコビン : 平成12年10月 埼玉医科大学総合医療センターで起きた女子高校生の医療事故による死去は、このオンコビンの過剰投与(週1投与のはずを12日連続投与)によるもの
*悪性リンパ腫参考サイト*
   グループ・ネクサス 内  悪性リンパ腫の疾患情報

安物?いえ優れもの

足の痺れに最適なものを見つけました。
右の写真にあるとおり、ぞうりです。
これをちゃんと履かずに、指の途中まで入れて引っ掛けるように履きます。そうするとかかとがはみ出します。これがいいのです。

安物のせいかかかとのスポンジが柔らかい。そのためかかとが沈むんです。そうするとどうなりますか?
はい、指の方が浮くんです。
つまり、指は地に触れずに浮いているので痛くない。

これ、1350円の代物で、室内履きに愛用させていただいています。朝起きたときの痛みが軽減されるだけでも十分ありがたい。
ちなみに、表の部分は細い竹が並んでいます。
本当はかかとは沈まない方がいいのでしょうが、いかんせん価格は安い。結果オーライですね。
 
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